なぜすぐに答えを出さなくてはならないのか

何かと忙しい現代。いつも答えを求められている気がする。そんな日々のできごとに私は疑問を投げかけます。
永見 薫 2025.09.15
誰でも

今日は3連休の最終日。秋は連休がたくさんあるので嬉しいですね。

私は連休の中日、帰省していた高校時代の友人に会うために、比較的大きなターミナル駅に出かけたのですが、ものすごい人・人・人。夏休みが終わり、お出かけは控え目なのかと思いきや、むしろ酷暑がやわらぎ出かけやすい?のかもしれないですね。想像にしかすぎないのですが。

なんだか夏の気持ち、空気感をまだ纏っている気もするのですが、9月も気づけば折り返し。あっという間に1ヶ月が終わってしまいそうです。

こういう時、流れに身を任せて答えを出さないようにしています。

新学期が始まったから。季節が変わるから。シャキッとしなくちゃ! 手帳にスケジュールを書いてキチキチこなすのもとても大切なことなのですが。


頭ではそう思うことがあっても、体が求めていないことだってあります。

体が発する「私ぼんやりゆるゆるとしたいんです」という反発の声をはねのけないことが一番だと思うのです。


私と同じようになんだか季節の変わり目で自分のリズムがつかめない、という方がいらしたらおたがいに肩の力を抜いて、そしてのんびりゆるゆるする自分を甘やかして、なんとなくの9月を過ごしていきましょう。

なんだか私自身があまりペースをあげられていないようで、9月は少し短いレターが続きます。

***


ところで今日のレターのタイトルにしたテーマ。答えを出さないといけないって難しいことだと思いませんか。

白か黒か、100か0か。人はついその間の「グレーや50」にとどまれないことがあり、なぜか答えを導きたくなるものです。

なんでも可視化される、そしてスピードが求められる現代だからこそ起こり得ている現象なのかと感じています。

例えばLINEやメール、チャットひとつをとっても「返事」が急かされる仕組みです。

既読の印がつくと、返事を待つ者は「いつ返事が来るのだろう」「すぐ返事が来ないのはなぜだろう」とやきもきする。

でも、相手には相手の考える時間や返事をするタイミング、そして答えを返さない、という権利もあります。

なんでもゴールを導き出すことが全てではないのです。

話は変わり、私は個人のブランドとして「対話の時間」という1対1で話を聴き・話すサービスをひらいています。1回あたり60分のお話し時間です。

最近対話の場作りを開くことに興味を持った方「相手のこころの中に鬱蒼としたモヤ、霧を晴らす時間を導けたら」と考えている、と話してくださいました。

「対話」とは答えのないものだと思うのです。

誰かと対話をした際に口にしたその話の内容は、なんのオチのない話かもしれない。あるいはなにか滞りがある、モヤモヤを持っている、どこに進めばいいのかわからないけれど、なにか自分にとって一筋の光を掴むきっかけが欲しい。そう思って言葉を口にすることだってあります。

また対話をする際のそれぞれの背景や根底にあるものの大きさや複雑さは異なります。ゆえに簡単に答えに辿り着くものではないのかなと想像しています。

「対話の時間」1回60分のお話で大きく変化するのは正直なところ難しいのかもしれません。


ただ誰かと話したい、想いを伝えたい、聞いて欲しい。そう渇望し、一歩を踏み出す勇気を持てたことがまず素晴らしいことだと私は考えています。

聴き、話すこと。そこに答えを求めずただありのままを受け止めその時間を心から味わう。


なんてゆったりとしたやわらかな時間でしょうか。


一見するととても遠回りの時間かもしれません。ただ、答えのない旅路を味わうことこそが、長い目で見た時に自分なりの道筋を見つける大切なプロセスになるように思います。


目の前の白黒を追い求めすぎない。今を味わい続けて、ある日心と体がポン! と反応するまではじっくり過ごしてみたいものですね。


対話に限らず、日々の営みで何かと答えを求められがちな今だからこそ、あえて白でもない黒でもないニュアンスグレーを楽しむ。そんな気持ちで過ごしてみるのはおすすめです。

*答えを求めない自分になりたい、そんなあなたに捧げる本をご紹介しますね

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※このレターは月2本、毎月1日と15日に配信予定です。1ヶ月の始まり、折り返しとなる15日に自分の内側をふり返る。私にとっても読み手の方にとってもそんな時間となるように願っています。

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■ニュース

オンラインショップ情報居場所について考えるワンテーママガジン『あのひとの居場所』他オンラインショップで販売中です。ぜひご覧ください。https://kaoru-ngm.stores.jp/

対話のセッション(年内にリニューアル予定!)病院に行くほどではないけれど、どこか心の中がすっきりしない。上手く声にならないあなたの思いを聴くサービス 「対話の時間」と「保健室」を開いています。

話したいことは、あなたが決めて大丈夫。ここで話してはいけないことはありません。密やかなことを話すため「ここに来たよ」と公にしたくない方が多いのですが、勇気をもって扉をノックしてくださり心からありがとうの気持ちでいっぱいです。なんだか気になるな、という方はまずはサイトをのぞいていただけたらと思います。

書きたい人のための保健室:https://note.com/kaoru_ngm/n/n41ce4c68a508対話の時間:https://note.com/kaoru_ngm/n/n68da5371d79a

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発行人:日々の声 永見 薫https://kaorunagami.com/

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