心身の変化は、自分の内側を表している

表面に不調が現れやすい私の話。
永見 薫 2026.02.01
誰でも

2月になりました。

新年始まって12分の1が過ぎました。こう考えるとあっという間ですよね。

私は毎年1月から2月に向けてはいつも後半にエンジンをかける1ヶ月です。年始はいつもとてものんびりしてしまい、急速に日常に戻して、気づけばいつもの日常に戻っていたという感じです。

体はもっとのんびりしたい、と言っているのですが、一方でのんびりしたままだと永遠にのんびりしてしまいそうなので、どこかで急かされることが必要なのかも、と言い聞かせています(笑)


前回のレターではあまり寒くない冬だな、なんて言っていましたが、この2週間くらいは急に寒さが増して「これぞ冬」というような刺すような寒さを感じていました。



ところでみなさんは体調を崩さず変わらずお過ごしでしたでしょうか。


私はもれなく体調を崩しまして、ああやっぱりなあ、という気持ちを抱きながら自分の心身を外側から見つめています。

といっても風邪を引いた、副鼻腔炎になった、頭痛がひどくて動けないというのではなく、以前にもお話しした「普通に息はしてるけど、しんどさを引きずりながら生きる」の日々になったということです。


ところで年末年始のゆるんだ時間に本を読んだのですが、これがまあ今の私に重なる。

最近SNS等で話題になっているこちらの本。
「虚弱に生きる」という絶対に終電を逃さない女さんの著書です。

特段大病をしているわけではない。お医者さんにみせてもこれといった大きな病気と断定はされない。けれど著しく体力がなく関節が痛い、歩くことがままならない。体力をつけたくても体力をつけるための運動をする気力と体力がない。

といはいえ、その体力のなさをなんとかしようと切々と努力をしている終電さん。タンパク質を摂取しようと食事は徹底した自炊を心がけ、苦手な運動も散歩やストレッチ、卓球をルーティンとして続ける。コツコツと時間を抱えて自分なりのケアを積み重ねている。

それでも体力が人並みにはならないから1日8時間働くことが難しい。どこかの企業に所属することが難しい。20代にして老人並みの体力、と言い切られたシーンは胸にくるものがありました。

さて、なぜこの本が私と重なるところがあるかというと「体力がない」からです。

終電さんが生活がままならないほど、とは言い難いのですが、一般的に心身が強い人と比べると圧倒的に体力がありません。

一方で自分の気持ちが「やりたがり」のため、心身のキャパシティ以上にあれこれと日頃行動したり、仕事をするきらいがあります。

心身のキャパシティが50だとしたら、自分のやりたい気持ちは100くらいなのではないか? とようやく理解できるようになったのが30代です。遅い(笑)

そのバランスが見合わないため、何かに熱中し頑張り続けるごとに何かしら体調を崩していました。その体調を崩すというのも、現れる症状はまちまち。

突然蕁麻疹が止まらなくなる日があれば、婦人科系の疾患にかかったこともあるし、角膜炎になったこともあれば、膀胱炎になったことも。つまり、自分の不調が次はどこに出るかが全く予想できなかったのです。

それは40代になった今もなお同じで、ちょっと忙しい時期にエンジンをかけなくてはならなくなると「これは無理していますよ〜やめてください〜」というサインとばかりに何か体に反応が出てきます。

そこで最近の不調の話になっていくのですが、今回はヘルペスが出現しました。

というのも、ここのところ1月末まで年度末に向けての仕事が佳境を迎えていたんです。「気持ち的には限界」とは至ってはなかったのですが体は結構無理しているな? という自覚はあり。ただこの数週間を抜けたらいつもの生活に戻りそう……というゴールは見えていました。

その矢先にプチプチプチ…と唇に水泡の出現。「ああ、持ち堪えられなかったかあ」と自分の中でガックリ感が生まれました。

こんなふうに少し無理をしなくてはならない瞬間って必ず誰しもあることだと思います。もちろんしなくていいに越したことはない。けれど、不測の事態で無理をしないといけない場面って誰でもありませんか。

そういう時に、自分の持ち合わせている体力があればもっと乗り切れるだろうに、とがっかりすることも数知れずでした。

とはいえ体から何かが現れてくるいうことは自分を引き留めてくれるよいサインでもあります。

サインがあるから「そのへんでやめとき」って止められるので自分をまた見直すことができる。

虚弱勢その1としていつも感じるのは、虚弱故に心身の変化やサインとの向き合い方は敏感になったように思います。心身が強い人はこのサインが現れにくいようですが、でも実は心身が強い人にもわずかながらに自分の心身のサインはあるように思うのです。

強い人も弱い人も。そのサインを受け取る深度を深めてみると自分の心地よさがもっと見えてくるようになる。

それが私の場合、虚弱故にこまめにサインを受け取らざるを得なくなったのですが、おかげで自分を良く知れているな、と感じる日々です。

不調かも? 不調になりそう? と思った時こそ、自分の心身をないがしろにせず「これはどんなメッセージなのだろう」と見つめてみるのも良いものです。

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■ニュース

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※このレターは月2本、毎月1日と15日に配信予定です。1ヶ月の始まり、折り返しとなる15日に自分の内側をふり返る。私にとっても読み手の方にとってもそんな時間となるように願っています。

発行人:日々の声 永見 薫https://kaorunagami.com/

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