忙しない時期だからこそ自分のための時間を
こんばんわ。今日は2025年の最後レター配信。
ゆるりとした気持ちで読んでいただけるように、くつろぐ夜の時間に配信です。
今日でちょうど12月折り返しになりました。
まだ自分の中で年末感がどうにも訪れてこないのですが、あと1週間くらいすれば子どもたちは冬休みになり、そして大人たちは仕事納めになります。
そうすると突然に年末感が増すのですが、こうも1週間違うだけで心持ちが全く異なるのが不思議なものです。
ところで私はフリーライター、つまり個人事業主として働いているため、明確なお休みというものがありません。
働き続けようと思えば年末年始も関係なく働くことができるし、実際勤めている方と違い土日でも仕事していることが往々にしてあります。その代わりに平日を休みにしていることもある。自分の中ではシフト制の仕事のようなイメージを持ちながら時間を組み立てています。
ただ、意識して自分の時間割を組まないと、流れるままにただつらつらと仕事をしてしまう。
お休みだってそうなのです。
独立した最初の年は「いつだっていただける仕事はありがたい、くるものは拒まずだ」と、とにかく猛烈に仕事をしていました。
自分の心地よいペース、無理なくできるペース、ストレッチをするペース、明らかに体を壊しそうなペース。とにかくどこに自分の「やっていける」境目があるのかがわからなかったのです。
とはいえ、子どもがいて、家族がいて、夏休みや冬休み、ゴールデンウィークなどの大型の休暇もあります。私一人だったら休みも関係なく爆走すればいいのですが、そういうわけにもいかない。
しかし私はそのペース配分がうまく掴めず、帰省の時も、旅行の時も、お出かけする時も、パソコンが離せず、どこに行っても仕事をしない日はありませんでした。
せっかく訪れた避暑地、子どもが寝静まってからもカタカタ仕事し夜中まで起きている。一体何しにきたのだろう……。と涙をしたことも。
それからは休暇に対する自分の時間の組み立て方や、自分が思考する時間、自分の余暇の時間の使い方について深く深く考えるようになりました。
その時に出会ったのがこちら。
タイムコーディネーターの吉武麻子さんが執筆された『時間デトックス』という本です。
とかく時間がない、もっと自分のための時間を、と提唱する時に、世の中は「時間の効率」を強くプッシュする本や考え方が溢れていました。
スキマ時間を生み出して、そのスキマ時間にやりたいことを!という考え方です。
しかし人間、24時間使えたとしても24時間をフルマックス使える体力と気力があるのか? それはまた別問題なのではないか。
うすらうすら気づき始めたのが、私が30代になって結婚し、家事と仕事と趣味、夫との時間を両立するために試行錯誤するようになってからでした。
さらに子どもが産まれて家族が増えると、自分のために使える時間はますます減っていきます。
ところが気力体力を伴うやることは増えるばかり。そりゃ「もっともっと!」と詰め込もうとすれば疲れるわけです。
特にここ5年くらい子育てと仕事の両立をどうにかしたいという思いから、当初は「ライフハック術」や「家事時短」「効率重視」なタイムスケジュールなどを組んでいたのですが、どうにも自分の中でしっくりこない。どころか違和感が募っていくばかりでした。
そもそも私のやりたいことは、効率?タイパな暮らし? と。
違和感が膨らむ中で出会ったこの本は「いらないものをどんどん減らしていき、時間を生み出しましょう」と提案をしており、とにかく驚いたのでした。
詳しくは手に取ってお読みいただけたらと思うのですが……。
流れるように年末年始を迎えてしまうと、おそらく自分のための時間は生まれません。
忘年会、仕事納め、子どもとの休暇、帰省、掃除、家族でのおでかけなどなど。
それは本当に全てやる必要のあることなのでしょうか。
たっぷり休暇があるように見えても、実際のところは1週間しかない。その中で自分の1年をふり返る時間、自分のための余暇や心身を休める時間をとるためには「やらないこと」を決めていくことが大切なのだと思います。
あるいは年末年始に有給休暇を余分に1日取って、自分のためにあててみるのも良いかもしれません。お子さんがいる方は保育園や学童など、まだ営業している日数のあるうちに有給休暇を取って子どもを預け、自分は仕事をお休みにする(預け先の方には感謝をしつつ……)
たった1日あるだけで自分の心のゆとりは大きく変わります。
このようにして「やめること」を決めて、自分のための時間と余白を生み出し、この1年をじっくりふり返ってみませんか。そしてこの1年健やかにそして無事に乗り切ったことを祝してささやかに乾杯!(泡でも美味しいお酒でも、とびきり美味しいコーヒーでもジュースでもお好みで!)
自分を労わり英気を養い、そして2026年の道を踏みしめ、歩いて参りましょう。
レターを始めたのが2025年の6月。
あっという間に半年が過ぎましたが、ここまでお読みくださったことに感謝いたします。
なかなか公に自分の本音を書くことができない、打ち明けることができない私に取って、ここは唯一の心からの本音を吐露できる場所です。
安心してつながれる方がいらっしゃるからこそこうして書けています。
実は仕組み上、発行人である私はどなたが購読しているのかがわからないんです。目には見えないけれどつながれている皆さんに発信を続けています。
いつかお読みくださっている方とおしゃべりできたらな、と思いながら来年もまたレターをお送りし続ける予定です。
どうぞ良いお年をお迎えください。
■ニュース
オンラインショップ情報
居場所について考えるワンテーママガジン『あのひとの居場所』他オンラインショップで販売中です。ぜひご覧ください。https://kaoru-ngm.stores.jp/
対話のセッション(リニューアルの予定は春になりました)
病院に行くほどではないけれど、どこか心の中がすっきりしない。上手く声にならないあなたの思いを聴くサービス 「対話の時間」と「保健室」を開いています。
話したいことは、あなたが決めて大丈夫。ここで話してはいけないことはありません。密やかなことを話すため「ここに来たよ」と公にしたくない方が多いのですが、勇気をもって扉をノックしてくださり心からありがとうの気持ちでいっぱいです。なんだか気になるな、という方はまずはサイトをのぞいていただけたらと思います。
書きたい人のための保健室:https://note.com/kaoru_ngm/n/n41ce4c68a508
対話の時間:https://note.com/kaoru_ngm/n/n68da5371d79a
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Instagram:https://www.instagram.com/kaoru.ngm/
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※このレターは月2本、毎月1日と15日に配信予定です。1ヶ月の始まり、折り返しとなる15日に自分の内側をふり返る。私にとっても読み手の方にとってもそんな時間となるように願っています。
発行人:日々の声 永見 薫https://kaorunagami.com/
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